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BOOKS ON LIFE: 2013/02 - 2013/03
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海からの贈物 / アン・モロー・リンドバーグ. 原題はそのまま「 Gift from the Sea. 著者のアン・モロー・リンドバーグは、大西洋横断飛行を初めてなしとげたあの「チャールズ・リンドバーグ」の奥さま。なんと夫婦揃って優れたパイロットだった、とのことですが、この本ではそのパイロットとしての経歴には触れず、20世紀のアメリカに暮らすごくふつうの女性としての思索の跡が書かれています。 夫や子どもたちと少しのあいだ離れ、フロリダの海辺( このあたり. のようです)の小さな家で休暇を過ごした著者が、その滞在の間か直後ぐらいに書いたのがこの本です。砂浜で見つけた貝殻をモチーフに、「人生」や「夫婦」、「人と人との関係」、「独りの時間」、「現代の女性の生き方」といったものについて語っています。 この本が書かれたのは1950年頃で、もう今から60年ほども前のことですが、著者の語りからうかがえる当時の時代背景は現代の日本ととても似ているように思います。 12289; 体と、知性と、精神の生活の間に平衡を保つこと. 12289;無理をせずに仕事をすること、 意味と美しさに必要な空間を設けること. 中年というのは...
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BOOKS ON LIFE: 2013/11 - 2013/12
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現代訳 無門関 / 魚返善雄訳. 12301;を読みました。サブタイトルは「禅問答四十八章」です。 12301;と呼ばれる禅宗の有名な公案集があり(13世紀頃に書かれたものとのこと)、この本はその 「無門関」の日本語訳版. 少し前から続けている座禅と仏教の勉強の一環で、禅宗の 「公案」についても理解を深めたい. 本の内容は、まえがきとあとがきを除けば、あとはそのまま無門関です。無門関の公案が原文付きで1から順番に48個紹介されています。 です。私はかつて漢文バージョンの無門関に挑戦したことがあるのですが、漢文があまりにも難し過ぎて、公案の難しさに対峙する前に漢文の難しさで心折られてしまいました(考えてみれば当たり前ですが・・・)。 12289;さらに! 日本語としても洗練されていて口語調なのに美しい. 65281;という、なんだかすごい一冊です。日本語訳にピンとこなければ原文にもあたれるという、なんとも隙の少ない感じです。 以下、感想に入る前に、禅の「公案」というものについて少しだけ。 12301;とは。公案とは、禅宗で使われる 問答エピソード. 公案は、答えを暗記すればそれでOK...
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現代訳 無門関 / 魚返善雄訳 - BOOKS ON LIFE
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現代訳 無門関 / 魚返善雄訳. 現代訳 無門関 / 魚返善雄訳. 12301;を読みました。サブタイトルは「禅問答四十八章」です。 12301;と呼ばれる禅宗の有名な公案集があり(13世紀頃に書かれたものとのこと)、この本はその 「無門関」の日本語訳版. 少し前から続けている座禅と仏教の勉強の一環で、禅宗の 「公案」についても理解を深めたい. 本の内容は、まえがきとあとがきを除けば、あとはそのまま無門関です。無門関の公案が原文付きで1から順番に48個紹介されています。 です。私はかつて漢文バージョンの無門関に挑戦したことがあるのですが、漢文があまりにも難し過ぎて、公案の難しさに対峙する前に漢文の難しさで心折られてしまいました(考えてみれば当たり前ですが・・・)。 12289;さらに! 日本語としても洗練されていて口語調なのに美しい. 65281;という、なんだかすごい一冊です。日本語訳にピンとこなければ原文にもあたれるという、なんとも隙の少ない感じです。 以下、感想に入る前に、禅の「公案」というものについて少しだけ。 12301;とは。公案とは、禅宗で使われる 問答エピソード. 公案は、...
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BOOKS ON LIFE: 2011/11 - 2011/12
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戦略「脳」を鍛える BCG流戦略発想の技術 / 御立尚資. 12300; 戦略「脳」を鍛える. 12300;ボスコン」の愛称(?)で知られる世界的に有名な経営コンサルティング会社「 ボストン・コンサルティング・グループ. 12301;。その日本代表を務める御立尚資さんが書かれた 「戦略思考」本. がこの「戦略「脳」を鍛える」です。2003年に出版されました。 この本は、「戦略論がわかる」と「実際に効果的な戦略が立てられる」との間に横たわる、ものすごーーーく大きなギャップを埋めるために読む本。いわば、 戦略の「わかる」を「できる」に変えるためのヒント本. 第2章 思考の「スピード」を上げる. 第4章 インサイトを生み出す「頭の使い方」を体験する. 本書のエッセンスを、著者が使っているのとはまた別のキーワードを使ってまとめてみました。以下、 6点. 1 戦略論を学んだだけでは、いい戦略は作れない。 2 「いい戦略が作れる」と「戦略論がわかる」の間のギャップを埋めるのが「インサイト」。 ギャップを埋めるプラスアルファの能力を、BCGのコンサルタントは「インサイト」と呼ぶ. 目の前の事象をグラフ化して右脳でビジ...
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BOOKS ON LIFE: 2012/01 - 2012/02
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このブログについていえば、2011年はこれまでで最も多い、74コの記事を書いた年でした。それだけたくさんの名著に出会えたということに、まずは感謝、です。本当にありがたいことです。 を選んでみました。去年は「あれもこれも」と欲張ったら結局 27冊にもなってしまった. ので、、、今年はなるべく絞ろうと心がけました。最終的に、 全部で9冊. 振り返ってみると今年はかなり精力的に本を読んだ年で、速読っぽい感じでサラッと読んだものや昔読んだものの再読をあわせるとトータルで150~250冊くらい読んだかと思います。その中でベスト9冊。私がよくも悪くも(笑)強く影響を受けた本たちです。よろしければご参考にしてください。 1 HAPPIER / タル・ベン・シャハー. このブログでの紹介はまだですが、2011年に読んだ本の中でベストオブベストをあえて一冊!選ぶとしたら、このHAPPIERです。この本で私は価値観が一皮むけたと(自分では・・・)感じた一冊です。 中身は、「 ポジティブ心理学. この「ポジティブ心理学」については以前まとめたことがあるのでよろしければそちらもどうぞ。 12301;の著者が書いたEブック...
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BOOKS ON LIFE: 2012/12 - 2013/01
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今度のタイトルは「BOOKS ON LIFE」です。 ことがあって、「コロコロと何度も変えるのもどうかな・・・」とも思うのですが、実情、ここで取り上げたい本のタイプなんかも少しずつ変わってきたので、「実状により則したものを」と思い、変えることにしました。 早いもので、2012年もあと少しで終わりですねー。毎年思いますが、1年52週、あっ!という間です。。。 1月から順に思い返すと本当にいろんなことがあったということもそれはそれで思うわけですが、それでも、あっという間だった気がします。年を重ねるごとに、1年の重みと人生の短さが、より強く感じられてくる今日この頃です。 このブログにおいては、2012年は中小企業診断士の勉強に時間をかけていたということもあり、去年と比べると投稿の数がぐんと減ることになりました。その点、2013年以降はもう少し余裕が生まれてくるかなと思うので、なるべく厳選しながらも、より多くの本を取り上げていければと思います。 フロー体験入門 / ミハイ・チクセントミハイ. 副題は「楽しみと創造の心理学」。原題は「 FINDING FLOW. The Evolving Self 1994.
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BOOKS ON LIFE: 2013/12 - 2014/01
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2013年はガクンと投稿数が減った昨年に輪をかけて投稿数の少なくなった一年でした。。読んだ本の数そのものは減っていませんが、今年は. 来年はもう少し数を増やしたいところですが、何より、ムリのない形でおもしろく続けていければと思います。 ということで。以下、今年の個人的振り返りを兼ねて、読んだ本のうち良かったものを手短にあげてみます。 森の生活 / ヘンリー・デイヴィッド・ソロー. 20世紀早々にエコロジーブームを先取りし、人里離れ森の中の暮らしを実験したヘンリー・デイヴィッド・ソロー。その書籍を一冊読んでみたくて手に取りました。 事件的なことは特に起こらず、ただ淡々と日々の暮らしや自然の姿が描写されるばかりです。でも、日頃無感動で見過ごしがちな自然や生活の姿も、観る目を鍛えればこうもイキイキと見えてくるんだ、という驚きが得られました。 ヘンリー・D. ソロー 小学館 2004-04. グランドファーザー / トム・ブラウン・ジュニア 飛田妙子. トム,ジュニア ブラウン 徳間書店 1998-10. トム・ブラウン・ジュニア ヒカルランド 2012-12-18. 鷲田 清一 角川学芸出版 2006-09.
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BOOKS ON LIFE: 2012/03 - 2012/04
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自省録 / マルクス・アウレーリウス 神谷美恵子. マルクス・アウレーリウスの「 自省録. 本書になじみのない方(私も読む前はそうでした)のために、まずはこの本の著者マルクス・アウレーリウスについて。 この本の著者・マルクス・アウレーリウスは、今からおよそ1900年前、2世紀頃に活躍した ローマ帝国の皇帝. です。ローマ総督・執政官の職にあった祖父のもとで育った後皇帝アントーニヌス・ピウスに養子として迎えられ、40歳のときに皇帝となった人、だったそうです。私は世界史に疎かったためか、本書を読むまでその存在を知りませんでした。。 12300;自省録」は、皇帝マルクス・アウレーリウスがその 生涯の中でつづった膨大な量のメモ書きを一冊に集めたもの. です。超実践家、実務家としての皇帝らしからぬ(?)哲学的な思索がのびのびと繰り広げられている一冊です。 世に言う「帝王学」というのがどういうものを指すのかよくわかりませんが、自省録を読んで「 こういう考えが帝王学っていうのかなぁ. 12301;と思いました。これが帝王学なら、悪くない気がします。 が述べられています。ここでは、その中から...人生を快適なものにする...
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BOOKS ON LIFE: 2012/09 - 2012/10
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12300; NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法. 原題は「 Nonviolent Communication: A Language of Life. 日本版タイトルの「NVC」はNonViolent Communicationの略で、いうなら「 思いやりを最大限発揮するためのコミュニケーションの考え方. 12301;を表すことば。ガンジーの非暴力のコンセプトにならって著者がつけたものだそうです。 第 1章 心の底から与える――非暴力コミュニケーションの核心. 第 3章 評価をまじえずに観察する. 第 4章 感情を見極め、表現する. 第 5章 自分の感情に責任をもつ. 第 7章 共感をもって受け取る. 第 9章 思いやりをもって自分自身とつながる. 12301;。豊富な事例を挙げながら、一生使えるコミュニケーションの原則について解説してくれるすばらしい一冊です。 コミュニケーションという言葉の意味は非常に広いので、本書が言及しているコミュニケーションがそのどのあたりの話なのかといいますと・・・. はしょっていうなら、前者は「 手段としてのコミュニケーション. 具体的には、...
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2013年のベスト本 - BOOKS ON LIFE
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2013年はガクンと投稿数が減った昨年に輪をかけて投稿数の少なくなった一年でした。。読んだ本の数そのものは減っていませんが、今年は. 来年はもう少し数を増やしたいところですが、何より、ムリのない形でおもしろく続けていければと思います。 ということで。以下、今年の個人的振り返りを兼ねて、読んだ本のうち良かったものを手短にあげてみます。 森の生活 / ヘンリー・デイヴィッド・ソロー. 20世紀早々にエコロジーブームを先取りし、人里離れ森の中の暮らしを実験したヘンリー・デイヴィッド・ソロー。その書籍を一冊読んでみたくて手に取りました。 事件的なことは特に起こらず、ただ淡々と日々の暮らしや自然の姿が描写されるばかりです。でも、日頃無感動で見過ごしがちな自然や生活の姿も、観る目を鍛えればこうもイキイキと見えてくるんだ、という驚きが得られました。 ヘンリー・D. ソロー 小学館 2004-04. グランドファーザー / トム・ブラウン・ジュニア 飛田妙子. トム,ジュニア ブラウン 徳間書店 1998-10. トム・ブラウン・ジュニア ヒカルランド 2012-12-18. 鷲田 清一 角川学芸出版 2006-09.